愛の妙薬(L'Elisir d'Amore)
L'Elisir d'Amore / G.Donizetti
Anna Netrebko (Adina)
Rolando Villazón (Nemorino)
Leo Nucci (Belcore)
Ildebrando D'Arcangelo (Dulcamara)
Inna Los (Giannetta)
Alfred Eschwé / Chor und Orchester der Wiener Staatsoper
LPCM 2ch (48kHz/16bit) / DD 5.0ch / dts 5.0ch
ウィーン国立歌劇場レパートリー上演の《愛の妙薬》です。今最も話題のカップルと言われているヴィリャソン&ネトレプコによる上演です。それだけでも、見る価値はあると思うのですが、それに加え僕の好きなダルカンジェロまで出てるとあっては、もう買うしかない!ということで購入しました。
聴いて納得、見てびっくり!僕はヴィリャソンもネトレプコも初めて見ましたが(録音は聞いたことがありましたが映像で見たのは初めて)すごいですね!二人ともとにかく演技が上手い!歌唱が見事なのは確かですが、それに加えて表情や動きしぐさの表現力が高いです。
圧巻は「ララララ…」の場面でのヴィリャソン。歌いながらジャグリングする人初めてみた(笑) 彼は普段からあんな性格のようで、いつも人を楽しませることを考えてるコメディアンタイプみたいです。個人的には昔のコメディ「Mr.ビーン」に見えてしまって仕方なかった(笑) でもやるときはやるってのがかっこいい!いろいろなところでも書かれてるとは思いますが、アリア「人知れぬ涙」が素晴らしくてアンコールが起こってしまうほど。その素晴らしい歌唱で、ただのコメディアンじゃないことを証明して見せてくれました!(←元々コメディアンじゃないって。。)
ネトレプコ、そしてダルカンジェロやヌッチも演技が上手いので、舞台としてとても楽しく仕上がっています。オケも歯切れの良い演奏でテンポ良く爽快。この作品はドニゼッティどうこうじゃなく(失礼…)絶対オススメの上演ですね!あえてつっこむなら、アンサンブルをもう少し合わせて歌ってほしかったというのはありますが、それも個々の歌唱の良さで不満が忘れ去られましたよ。見終わった時、素直に楽しかったと思える上演です♪
映像の質は及第点として、録音は低音を拾いすぎている感があります。迫力があると言えば聞こえは良いですが、アンバランス感は否めません。ヴォーカルを聴こうとしても、オケの低音が響きすぎて邪魔に感じます。今までウィーン国立歌劇場収録の音には若干不満がありましたが、やはり今回もそれを引きずってしまったのは残念です。それでもLPCM 2chとdts(DD) 5.0chが選べるのは嬉しいですね。
サラウンドフォーマットは最近増えてきた『LFE無しの5.0ch仕様』です。個人的にLFEchは映画等のエフェクト系サラウンドにしか必要無いと思っているので、コンサートホール系の録音では、これで十分です。
(おまけ)
Villazónのカタカナ表記については、ヴィラゾン、ビリャソン等いろいろありますが、本ブログではあまりこだわらず、その時に気分で書こうと思います(笑)








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